乳がんは、早期発見・早期治療が肝心です。しかし、人によっては、初期の段階から、全身に転移していることもあり、乳がんが恐ろしいのは、リンパ管を通じて親交が早く、全身病とも呼ばれていることです。乳がんの進行は、比較的ゆっくりですが、乳房にしこりを感じても、その他に自覚症状が見つかりにくく、全身に転移しても、気づきにくいことが多いようです。
乳がんは、手術で完全に切除しても、わずかにがん細胞が残っている可能性も高く、転移することがあります。乳がんがかなり進行した状態になると、骨に転移して、骨がもろくなり、骨折しやすくなります。個人差はありますが、痛みをともなうことがあります。
乳がんが肺や肝臓など、内臓に転移した場合には、薬物による治療法やホルモン療法がおこなわれるのが一般的です。さらに、脊髄に転移すると、神経が圧迫され、下半身に悪影響を及ぼして、麻痺することもあります。強い痛みを感じる場合には、ステロイド剤が使われることもあります。
乳がんの転移は、肺によくみられます。乳房と肺は近い場所にあるため、がんが進行すると、肺に転移して、呼吸器系に影響します。転移がみられた場合は、がん細胞の大きさや部位によって、適切な治療方針を固めなければなりません。