乳腺症という病気をご存知ですか?乳腺症は、一見乳がんと症状が似ています。乳がんの初期症状は、乳房にしこりが見つかりますが、乳腺症についても同様です。ただし、乳腺症にかかって、しこりができても、乳がんのような悪性のしこりではありません。しこりが悪性でなければ、ほとんど心配はいりません。
乳腺症は、生理の周期と深い関係があることがわかっています。乳腺とは、妊娠して出産後に赤ちゃんに与える母乳を分泌する組織です。生理が始まる直前になると張り、生理が終わったあとには、元の状態に戻ります。
生理前には胸が痛くなると言う人がいますが、生理前には乳腺が張って痛みを感じても、生理が終われば痛みは消えるので、とくに問題はありません。乳腺症は、乳房の老化現象の一種とも言われています。加齢によるホルモンバランスが原因で起こるとされています。
不規則な生活習慣や食生活、精神的なストレスとも関係があります。ストレスをためない生活を心がけましょう。乳腺症でしこりができても、とくに心配はありませんが、ごくまれに乳がんに進行するケースもあります。乳房の痛みやしこりが気になった場合は、すみやかに専門医の診察を受けましょう。定期的に乳がん検診を受けることも大切です。