乳がんは、石灰化することがあります。乳がんの石灰化は、がん細胞にカルシウムの成分が沈着することです。石灰化は、がん細胞が密集して、細胞の中心部に栄養が十分に行きとどかなくなることが原因で起こります。
石灰化は、乳がんに限らず、他のがんにおいても、見つかることがあります。そのほとんどが良性なので、あまり心配する必要はありませんが、ごくまれに悪性である場合もあります。石灰化の主成分は、カルシウムで、他のがんの場合は、レントゲンで発見されやすいのですが、乳がんは、レントゲンでは見つけられない場合があります。
そのようなことから、乳がん検診は、レントゲンだけでは不十分で、マンモグラフィ検診と合わせて行われます。マンモグラフィ検診は、乳がんの早期発見とともに、石灰化を発見する手掛かりにもなります。かなり小さな石灰化でも見つけることができます。
万が一、悪性がある可能性が高ければ、細胞診察やMRI検査などを行い、乳がんの石灰化を発見することが可能です。石灰化には、5段階に区分されており、マンモグラフィ検査の結果により、その段階が分かれます。
まずは、乳房にしこりを見つけたら、病院に行って精密検査を受けることが大切です。専門医で検査を受けて、正しい結果を知ること、もし、乳がんにかかっていたとしても、早期発見・早期治療で治る可能性も高くなります。