乳がんは、女性特有の病気の中でも、とくに心配ながんと言えるでしょう。乳がんの発症率は、年々高くなっており、発症する年齢が低くなっています。これまでは、30歳以上の女性は乳がん検診を受けるようにアピールしていましたが、すでに20代から発症して、手術しても再発や転移したケースが多く見られます。
乳がんの発症と、食生活には大きな関わりがあるとされています。世界の国々の中では、ニュージーランドやカナダで、他の国と比較しても発症率が高いと言われています。カナダでは、乳がん啓発キャンペーンが積極的に行われています。
若い頃から長年根づいてきた食生活習慣は、閉経後の乳がんの発症と深く関わっているということが、研究の結果、明らかになりました。日本人にも乳がんにかかる人が急激に増えてきた背景には、食生活の欧米化がその原因のひとつにあげられます。
とくに肉食中心の食生活になり、脂肪の過剰摂取は、女性ホルモンのエストロゲンの作用を促進させることがわかりました。実は、このエストロゲンという物質が、乳がんの発症と深く関わり、乳がんの予防・改善対策には、腸内環境をよくするために、食物繊維を積極的にとること、ヨーグルトなどの発酵食品をとり、腸内の悪玉菌を減少させて、善玉菌を増やす必要があります。
善玉菌が増加すれば、血中に残るエストロゲンの量を減少させることができます。まずは、食生活を今一度、見直しましょう。